ゴリポンおじさんのスローライフ
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SLOW LIFE

薪ストーブ NORFLAM(ノルフラム)Mezzo(メッツォ)のメンテナンスを極めるの巻

もう12月が目の前というのに、まだまだ暖かい日は続いていますが、そろそろ冬支度をせねばということで、重い腰をあげて薪ストーブを使うための準備にとりかかりました。薪ストーブは冬の間心地よい暖かさと炎の揺らぎで最高の癒しを与えてくれる反面、メチャクチャ手がかかります。まず安全に使用するために最も重要といっても過言ではないメンテナンス作業があります。メンテナンス作業とは主に煙突のススを落としたり、薪ストーブ本体を掃除する作業で、。煙突にススがたまると引火して火事になる危険性があるので、必ず毎シーズン実施する必要があります。あと、2〜3年に1回程度薪ストーブ扉のガスケット(シールする部分)を交換する必要があります。今回は薪ストーブメンテナンスを極めるべく、作業の様子をリポートしていきます。

必要な道具を揃える

煙突・本体清掃に必要なもの

  • ・煙突ブラシ
  • ・ワイヤーブラシ
  • ・新聞紙
  • ・養生テープ
  • ・はしご
  • ・工具(プラスドライバ)
  • ・潤滑剤
  • ・耐熱塗料
  • ・掃除機
  • ・ポリッシュ
  • ・ウエス
  • ・命綱
  • ・ヘルメット
  • ・マスク(できれば防震)
  • ・手袋(薄手)
  • ・ガラスクリーナー

ガスケット交換に必要なもの

  • ・ガスケット
  • ・耐火セメント
  • ・ワイヤーブラシ
  • ・ウエス
  • ・マイナスドライバ
  • ・ウェットティッシュ

薪ストーブの紹介

出典:DLDホームページ

うちで使っているのはNORFLAM(ノルフラム)のMezzoというシリーズです。
スペックはこちら

購入したのもこのDLDというお店で購入しました。惹かれた理由はシンプルな見た目かなぁ

煙突掃除

まずは、本体の周辺を養生します。特に白い壁だとススが付くとなかなか落ちないので注意です。

耐火レンガをとりはずします。耐火レンガが上面に付いているので外しておかないと煙突を掃除したときに煤が下までおちてこないので先に外しておきます。

天板には二枚の耐火レンガが使われているのでもう一枚取り外します。結構ススが付いていました。

ヘルメットをして三脚で屋根の上へ。やっぱり高い所は苦手。煙突に命綱を巻きつけて作業開始。命綱はロープをホームセンターで買ってきて体に巻きつけるくらいでいいと思いますが不安がある方は買ってもいいと思います。

いろんなシチュエーションで使えるので、三脚はこれが欲しい。

まずは排気トップを取り外します。ネジが錆びていて舐める可能性があるので、先に潤滑剤を塗布してやります。今回はやり忘てねじ舐めしてしまいました。

なんとか排気トップを取り外し、煙突ブラシを投入。

傾斜した屋根の上で煙突ブラシのロッド部分を5〜6本連結する必要があるので、煙突ブラシのロッドキャリーケースあった方がいいです。入れ物が無いとロッドが屋根から転がり落ちていくことがあるのであった方が便利だと思います。今回も何度かロッドが転がり落ちていきました。購入する時にキャリーケース付きのものを選ぶといいと思います。

煙突ブラシを上下に動かしながら押し込んでいき、ロッドを接続しながら煙突内側のススを落としていきます。これがワンシーズン分のススの量です。意外と少なめでした。

ススは重さゼロっというくらい軽く舞ってしまうので、灰をいれるバケツに入れておきました。

本体清掃

次に室内の煙突を外し、薪ストーブ本体と煙突の接合部をワイヤーブラシで擦って清掃します。ここもススがたくさん付いていました。作業はススが防塵マスクを使った方がいいと思います。

続いて外せる部品は全て外し、薪ストーブ本体の内部をワイヤーブラシでススや灰を落としていきます。

耐熱レンガや部品は外でススや灰を落とします。

この時使うワイヤーブラシは大きいサイズの方が作業しやすいです。

仕上げに掃除機で吸い上げます。

掃除機は業務用の掃除機がオススメで、薪ストーブ掃除専用とした方がいいと思います。

排気トップの塗装

取り外した排気トップにもススがたくさん付いていたので、分解してワイヤーブラシで擦りました。

ある程度綺麗になったら軽くウエスで拭いて耐熱塗料をスプレーしています。一通りスプレーして乾いたら2度塗りします。再び屋根に登り煙突に排気トップを固定して完了

ガスケットの交換

扉を取り外し(写真はサイドの扉)必要な道具を揃えます。

古いガスケットを外します。マイナスドライバーでグリグリすると意外と簡単に外れました。外した部分に耐火セメントがこびり付いているので、マイナスドライバーでこそぎます。取れにくい所はドライバーをトンカチでトントンしながらこそぐとキレイになります。その後、ワイヤーブラシでゴシゴシします。どうしても粉が出るので湿った布かウェットティッシュで拭き取るとよりキレイになります。

耐火セメントをよくモミモミしてから溝に塗布し、マイナスドライバーで引き伸ばします。(この時よくモミモミしないと液状のセメントが出てくるので注意!もちろんモミモミするの忘ていました)続いてガスケットを溝に入れていきます。この時、ガスケットを引っ張って入れてはダメみたいです。引っ張っていれると熱で収縮して剥がれてしまうそうです。ガスケットを切る時はほつれないようにマスキングテープを巻いてカットします。フロントの扉は3/8(9.5mm)、ガラス部分は1/4(6.3mm)、サイドの扉は5/16(7.9mm)でした。薪ストーブによってサイズが異なるので購入先に聞くか、わからない場合は、定規で測ればわかると思います。ちなみに私は後者です。

ちなみに、正面の扉は外せないので取り付け状態で交換しました。しっかり養生してやらないと部屋が大変なことになるので注意です。

ガラスの掃除

ガラスは基本、ティッシュやウエスに水を含ませて灰を付けて擦れば概ねキレイになります。どうしても落ちない時は激落くんで擦ればかなりキレイになると思います。

どうても落ちない場合は専用のクリーナーを試してみてください。

仕上げ

最後に薪ストーブ本体をポリッシュを付けて噴き上げると完成です。どうしてもおでんの汁がこぼれた箇所などは錆びているのでやっておいた方がいいと思います。ポリッシュを使うと薪ストーブ使い始めに匂いがすることがあるようですが、私はあまり気になったことはないので問題ないと思います。

安全対策

まだ小さい子供がいるので、柵をして完成。正直じゃまくさいけど危ないのでまだ必要です。割と良い値段します。

まとめ

これでメンテナンス作業はパッチリ。冬はあまり好きではないですが、薪ストーブを使うようになって冬が来るのも楽しみになってきました。早く本格的に寒くならないかなぁ〜
今回初めてガスケット交換にチャレンジしてみましたが、意外と簡単でした。何でもやってみることが重要ですね。メンテナンスを業者に依頼すると4〜5万円するので、今後もできる限り自分でメンテナンスしていきたいですね。さらに薪ストーブへの愛着も湧いてきました。次は薪ストーブ料理を極めていきたいです。

ABOUT ME
ゴリポンおじさん
静岡に住んでいるおっさん会社員です。 本当にやりたいことって何だろう?って考えた時にすぐにでもできることは たくさんあることに気づきました。 やりたいこと片っ端からやっていきます!