やりたいことリストにある『北海道でカニ・いくら・ウニを食べまくる』を早く実現したいれど、なかなか北海道まで行くのは難しいということで、たまたま沼津に行く機会があったので沼津港まで足を伸ばして海鮮丼を食べに行くことにしました。沼津港へ初めて行ったのは25年以上前になりますが、今では全国展開されている『沼津魚がし寿司』に行った時の衝撃は忘れませんね。スーパーのいくら・ウニしか食べたことなかった私にとってはまさに天国でした。お値段もリーズナブルで、その後足繁く通った記憶があります。今回は事前リサーチをしたうえで最高の海鮮丼を食べてきたので、その内容をレポートします。
お店のリサーチ
最近は観光客が増えて人が多いこともあり行く機会が減りましたが、海鮮を取り扱う店が多数あり、近くに行った時は家族と立ち寄ることはあります。いつもは特に選ぶこともなく適当なお店に入ることがほとんどでしたが、今回は家族には申し訳ないけど高級な海鮮丼を食べれる店を厳選して決めようと思い立ち、Google先生にリサーチ開始。まず目にとまた店は『五鉄』というお店、その名の通り壱鉄～五鉄まで5種鶴の海鮮丼を提供するお店で、評価も4.3と高得点、しかも最高峰の五鉄の写真を見るとカニ・いくら・ウニがふんだんに使われているではないですか。
ここに決まりかなぁと思いましたが、冷静になり他の店も検索。すると評価4.8の『いりいち』というお店を発見。そんな高評価の店なんて見たことないレベルだったので、メチャクチャ興味が湧きました。調べて見るとこだわりの魚を仕入れて、魚によっては長時間熟成させて最高の状態で提供する店のようで、想像しただけでパブロフの犬状態でよだれが止まらなくなり、お店いは『いりいち』にすることにしました。
アクセス
沼津へは電車で行ったので沼津港まではバスで移動。沼津駅南1番の乗り場からバスに乗り15分程度で到着。久しぶりの沼津港なのでテンション爆上げ。メインのストリートを南に進み左手に小さなお店を発見。正直少し探しにくかったです。
沼津港に着いてからの道順はこちら
待ち時間（焦らしの時間）
お店の人に聞くと待ち順を記載する紙は無いとのことだったので、待っていた2組ほどの後ろに並びました。食べ終わった人も何組か出てきたので、すぐに入れると思っていましたが、なかなか順番が呼ばれません。朝から何も食べていなかったのでお腹ぺこぺこ状態だったのもあり、とても待ち時間が長く感じました。たぶん20分以上は待ったと思います。やっと順番になり、3組同時に店内に呼ばれました。席はカウンターが5〜6席程度で、二人横並びのテーブル席が3つありました。家族連れだと正直難しいかも。
席に通されると、おかみさんから壁に記載してあるボードを使って海鮮丼の説明がありました。上（税込￥2,800）、特上（税込￥3,800）、極（税込￥4,800）の3種類あり、上のネタ10種類に特上の場合は5種類追加、極の場合はさらに5種類追加されていることが説明されました。私は行く前から「極」にすることは決めていたので躊躇することなく注文しました。間違いなく今まで食べた海鮮丼の中で最高額になると思います。他のお客さんも「極」を選んでいる人が多い感じでした。注文した後は、席に置いてある魚を説明するお手製の図鑑みたいなものがあり、暇なので読んでいました。大将の魚への思い入れが感じられる内容になっていて、興味深く見ることができました。後ろではバーナーで炙る音が聞こえ、更なる食欲が増してきていました。
究極の海鮮丼『極』着丼
15分くらいして海鮮丼「極」が運ばれてきました。なんと美しい丼なのでしょう！思わず写真をパシャパシャ撮り、早速頂こうと思った瞬間、「それではお魚の説明をさせて頂きます」と大将が登場、まだ食べさせてくれないの～と思いつつ20品のお魚説明が始まる。それぞれの絞め方、熟成方法、魚の産地、大きさまで詳しく説明して頂きました。たぶん5分くらい魚に対しての情熱が溢れんばかりの説明に「早く食べたい！」気持ちとは裏腹に聞き入ってしましました。やっとの思いで実食タイム。腹ペコなので普通なら2〜3分で食べる勢いですが、そこはいつもとは違い、1ネタ、1ネタを味わいならお上品に頂きました。正直メチャクチャ美味しかったです。南マグロ中トロの油のノリ、炙りによる香ばしさと旨味の凝縮、3週間も寝かした魚の旨さ、ホタテ、赤イカも今まで食べた中でもトップクラスに美味かったです。ごはんは少な目でしたが、魚の旨味と濃厚な油ののりもありボリューム的にも満足いく内容でした。ぜひ別の時期にまた来て旬の魚なを頂いてみたいです。
まとめ
隣のお客さんは食前にビール、食事中は日本酒と黄金の組み合わせで食べていました。私の唯一の後悔は、珍しく車で行っていないのにも関わらずお酒を飲まなかったこと。特に日本酒との組み合わせは最高だろうな～。やりたいことをやる企画をしているにも関わらず、まだまだですね。反省しました。やりたいことは我慢せずやってしまわねば。
次はやっぱり北海道に行ってみたいなぁ。でもお財布の中身も寂しくなってきたので、当面はふるさと納税の海鮮セットで我慢しておきます。
