静岡県袋井市で開催されている『可睡斎ひなまつり』に行ってきました。3月3日に行ったら予想を超える大渋滞だったので、あきらめて別の日に訪れました。子供たちは色様々なお雛様を見られて大興奮!着物を着て写真撮影できる企画をやっていたので1200体の雛人形の前で写真を撮ったり、貝合わせの絵付け体験をしたりと、とても楽しんでくれたようです。子供はもちろんですが、大人も十分楽しめた雛祭りでした。ただ、床がメチャクチャ冷たいので靴下を2枚くらい履いていくことをオススメしますw それでは『可睡斎ひなまつり』の全貌をご紹介します。初めて訪れる方の参考になれば嬉しいです。
アクセス
東名袋井インターから車で5分程度の場所にあります。
可睡斎有料駐車場:300円
メロン駐車場:100円
可睡斎第二駐車場:無料
もちろん可睡斎に近づくほど高くなりますw 可睡斎第二駐車場でも歩いて5分程度なのでのんびり歩いて行くのもありですね。自分は100円のメロン駐車場に停めました。
基本情報
開催期間:元旦1月1日から3月31日
時間:8:00〜17:00
拝観料:700円 ※小学生以下は無料
可睡斎ひなまつりホームページ
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見どころ
瑞龍閣大広間 1200体のお雛様
まさに圧巻という言葉が当てはまる迫力!32段1200体の雛人形に圧倒されました。展示したり片付けたりするのも一苦労ですねw これは間違いなく一見の価値はありますよ。ボランティアの方なのかスマホを渡すと写真を撮ってくれる方がいたので家族写真も撮れました。こんな気遣いも嬉しいですね。
色とりどりのお雛様
色々な種類の雛人形も見どころのひとつです。花嫁やぽっちゃりのお雛様など特徴的な雛人形がたくさんありました。表情がそれぞれ違うので飽きないですね。部屋に限らず廊下など至る所に展示してありました。
紫式部のお雛様展示もありました。大河ドラマも放映中なのでタイムリーですね。なんとも言えない風情のある展示でした。
御殿飾りと呼ばれる平安時代の京都の御所を模して作られた雛人形。なんかゴージャスです!
華やかな宴の様子が表現された展示で、平安時代へタイムスリップしたような気持ちになるほどでした。個人的にはイチオシの展示かなぁ
室内ボタン庭園
花粉症で鼻がやられていたので香りまで楽しめませんでしたが、色鮮やかなボタンに目が癒されました。ボタンってとても大きな花を咲かせるんですね。感心しました。
爪楊枝で作られた可睡斎
よく見ると全て爪楊枝で作られていました。地味にすごい!
東司(とうす)
禅寺ではトイレのことを東司(とうす)と呼ぶようです。なんかオシャレだったので写真撮っちゃいましたw
イベント
着物で写真
レンタル・着付け:1,000円/人(30分目安)
ちょうどイベントをやっていて、子供たちが着物を着て写真を撮りたいと言うので体験してみました。七五三以来の着物で子供たちのテンションもアゲアゲでしたw 簡単な着物を羽織るだけかと思いましたが、帯や足袋などもちゃんとしたもので本格的に着付けしてくれましたよ。これで1,000円ならリーズナブルですね。男の子用や大人用の着物もあるようなので、家族で撮影するのもいいかも。さすがにヘアセットまではしてくれないので、気合いを入れていくなら髪もセットして行くのもアリですね。ちなみに着付けの待ち時間が30分くらいありましたが、順番が来ると電話で連絡してくれたので待ち時間の間も展示を楽しめました。
貝合わせの絵付け体験
料金:1,000円(はまぐり1組に絵付やシール貼り)
内側に色が塗られた貝殻を選んで、筆で絵や文字を入れたり、シールを貼ったりしてオリジナルの貝を作る体験です。元々は平安時代の遊びで、同じ絵が描かれた対のハマグリを複数混ぜて、絵の部分を伏せて対のハマグリを当てるゲーム(現代の神経衰弱)をしていたようです。シールを貼っただけですが、子供たちもメチャクチャ楽しんで作ってました。とても良い体験ができました。
締めはスイーツ
Gelato Genki(ジェラート)
可睡斎の入り口付近にあるお店でいつも賑わっています。オーダーすると別の味のジェラートを少しつけてくれるのも嬉しいです。個人的は頻繁に利用していますが、この日は寒かったので遠慮しておきましたw
瀬川屋(だんご)
今回食べたのは『よもぎあんこ』焼き目がついて香ばしく焼かれたお団子にたっぷり乗ったあんこ。程よい甘さのあんこに柔ら食感のお団子。もう一本食べたくなる旨さでしたが、昼食前だったので我慢しましたw
ゴメンナサイ。写真撮るの忘れました(食べログサイトはコチラ)
まとめ
家族連れの方はイベントがある日に行くといろいろ楽しめると思います。ただ、3月3日に行く場合は混雑が予想されるので、早めの時間帯に行くなど作戦を考えておいた方がいいです。あと、足の裏がメチャクチャ冷たいので2枚くつ下を履いたり、くつ下用のカイロを用意するなどの準備をしておくことをオススメします。(スリッパでもいいですが、畳の部屋に入ることもあるので不便かも)
小学生以下は無料など料金体系を見ても営利を目的としておらず、子供たちに日本の伝統文化に親しんでもらい「ものを大切にする心」を学んで欲しいという思いがひしひしと伝わった『可睡斎ひなまつり』でした。また来年も是非訪れたいと思います。(足元対策は忘れずに)ではまた。