前回石膏ボードを貼って、だいぶ『屋根裏部屋』っぽくなってきました。今回は壁紙を貼る前の下地処理であるパテ埋めについて紹介したいと思います。振り返ってみると、このパテ埋めが一番しんどかったと言っても過言ではないくらい過酷な作業でした。おそらく普通ならさほど難しい作業ではないと思いますが、石膏ボードを適当に貼ったせいで痛い目を見るハメに・・・やっぱり基礎は大事ですね!それでは、失敗ばかりで教訓しかありませんが、今回の施工内容を紹介していきます。

・石膏ボードの隙間は大敵!隙間ができないよう十分検討して施工すべし
・パテ埋めは薄くが基本!絶対に子どもに任せてはならぬ!
進捗状況
間取り図

今回は12畳弱の天井と壁に貼った石膏ボードの隙間をパテで埋める施工を行います。
天井点検用の点検口と暗かったのでダウンライトを2つ追加したよ!
石膏ボードへのパテの塗り方
まずは基本の”き”YouTubでパテ作り、必要な道具、塗り方まで解説してあるので参考にしてみてください。
パテベラとかパテ板も必要なので、セットで買ってもいいかも
パテ作り

あまり早く乾きすぎると困るので、120分で固まるタイプにしました。プロ用は30分で固まるものもあるみたいですが、素人は60分でも厳しいかも・・・まぁ少しずつ作ればいいんですけどね。
インパクトドライバに付けれるミキサーを使うと混ぜるのも楽ちん!

パテ板費用を削減するために石膏ボードと木材の端材で即席パテ板を作りました。意外と使いやすかったですよ!先日、子ども部屋の壁紙を貼るのにプロのクロス屋さんが来ていたので観察していたけど、パテ板ではなく段ボールを使っていました。そのまま捨てられるので、段ボールを使うのも良いですね!
パテ埋め作業

石膏ボードの継ぎ目部分には全てファイバーテープを貼りました。このテープは壁下地の補強を目的としていますが、隙間なくぴっちり施工できていれば不要かもしれません。実際、家に来たプロのクロス屋さんは使用していませんでした。石膏ボードが動いたり、振動したりしたと時に割れにくくなるようなので、気になる人は入れておきましよう。屋根裏部屋の写真を見るとひどい隙間なので、このような場合は必要かもしれませんねw
隙間と段差がひどかったので、パテをかなり厚く塗る箇所や平らにならない箇所もたくさんありました。やはり石膏ボードの施工が重要だということが痛いほど分かりました。テープ貼りとパテ埋めは子どもにも手伝ってもらい実施しましたが、これが最悪の事態を招きます・・・
最悪の後処理

パテ埋め箇所が多かったので、安易に子どもに手伝ってもらいましたが、表面が凸凹状態。気付いた時にはすでに遅く、パテが固まって修復不可能な状態に・・・仕方なくマルチツールやサンダーを使って表面を平らにする作業をやるハメに(涙)この作業が最悪でした。パテを削った粉が大量に発生し、窓もなく排気ダクトも小さいので部屋は霧の様な状態になり、マスクなしでは過ごせないくらいな状態になりました。パテ埋めは絶対に子どもにやらしてはダメですねw
壁と壁のつなぎ目のヤスリがけはマルチツールが大活躍!
大部分はサンダーでヤスリがけしました。電源コードは邪魔ですが、パワーはすごいですね!
購入部材(残り予算)
今回購入したものは下記になります。
パテ(3.5kg)✕3袋:¥5,661
ファイバーテープ(3巻):¥2,472
ミキサー:¥860
ヘラ:¥759
電線用端子:¥298
天井点検口:¥980
今回の合計:¥1,1030
前回までの累計:¥120,698
残りの予算:¥168,272
パテの量が10kg超えって・・・
まとめ
完全にパテ埋めをナメ過ぎていました(涙)やはり何でも基礎が大事!石膏ボードを段差・隙間なく丁寧に貼らないとパテ埋めの段階でひどい目に合うことが痛いほど分かりました。あと、子どもに任せたのも大失敗でした。表面を削る作業をやるハメになり、粉塵を浴びまくりでしたw なんとか形になりましたが、ここまできたら引き返せないので壁紙で誤魔化すしかないですね!次回は仕上げの壁紙編に行きたいところですが、その前に大工事の収納式階段の取付け施工について紹介したいと思います。ではまた。