1. はじめに
薪ストーブを導入してから、正直に言うと「暖かい」以上に感動したのが料理でした。火を見ながら、ついでに何か焼く、煮る、放り込む。気づけば我が家の冬は、台所より薪ストーブ前がメインキッチンになっています。とは言っても、ほぼ自分のツマミを作るのがメインですがw
今回は、これまで実際に作ってきた薪ストーブ料理と、失敗談も含めたリアルな感想をまとめてみました。これから薪ストーブ料理に挑戦したい方の参考になれば嬉しいです。
揺らぐ火を見ながら、薪ストーブで調理した料理を食べる時間は最高に贅沢だよ!
2. 薪ストーブ料理が「格別」な理由

- 【遠赤外線効果】
芯からじっくり火が通るから、野菜は甘く
お肉はジューシーに - 【手間さえも楽しみに】
スイッチひとつで終わらない、火を操る
楽しさ - 【香り】
薪の種類によって、ほんのりつく燻製
のような香ばしさ - 【アウトドア感覚の楽しさ】
室内でだけど、自然と一体化した料理体験
常にオーブンが使えるような状態なので、意外と手間はかからないよ!
3. 薪ストーブ料理のコツと注意点
①火加減の調整
炎が上がっているときではなく
「熾火(おきび)」の状態がベスト!
②薪の選び方と使い方(香り付け)
初心者はサクラがベスト!
使用量は少量でOK(調味料感覚)
スギ・ヒノキはNG
③絶対に目を離さない
少し目を離すだけで丸焦げ!
かなり早く火が通るので要注意
大きめのスキレットを耐熱グローブ1枚で持ったらしっかりヤケドした(涙)
4. 必須アイテム
耐熱グローブ(安全第一!)
五徳(クッキングスタンド)
スキレット(鋳鉄製が相性抜群)
ダッチオーブン(鋳鉄製が相性抜群)
ピザストーン
ダッチオーブンやスキレットは油を塗って片付けるなど、少し手間がかかるよ!
5. おすすめの薪ストーブレシピ
焼き芋|難易度★

最初は焦げた。でも、だからこそ楽しい
薪ストーブ料理の定番といえば、やっぱり焼き芋・・・ですが、最初は見事に焦がしました。(写真は取り忘れましたw)
焼き方は超簡単!焦げを防止するために水を湿らせたキッチンペーパーで包みアルミホイルに包んで、そのままストーブ内に投入。10分くらい放置して、竹串が抵抗なく入ったらできあがりです。
初回は、竹串を指したら少し固めだったので、もう少し放置。別の用事をしていたら・・・残念なことになっていました。まぁ、外はかなり焦げてるけど中身は旨い!
写真は2回目の時で、目を離さずにやったのでかなり上手にできました。まぁ外が焦げても中身にはあまり影響しないので、難易度は低めですね。
直火だと焦げやすいので、熾火でじっくり火をとおそう!
おでん|難易度★

薪ストーブ料理の最終形態
冬といったら定番。そして、個人的に一番楽勝なのがおでん。鍋を置いて、あとは放置。
火の揺らぎと一緒に、じっくり味が染みていきます。ガスやIHと違い、急に沸騰しないのがポイント。薪ストーブは「待つ料理」が本当に得意で、カレーやスープなどもオススメ!
ただし、フタをしたり、薪をたくさん入れて燃やしすぎると沸騰するので要注意!あくまでじっくり火を通すのが基本です。
おでんの汁が、薪ストーブにかかるのが難点w
焼きリンゴ|難易度★★

放っておくだけでオシャレなデザート完成
焼きリンゴは、スプーンで芯をくり抜いて、バターと砂糖を投入。焼き芋と同様、湿らせたキッチンペーパーで包み、その上からアルミホイルで包んで薪ストーブの中に放り込みます。皮も食べたいので、絶対に焦がしたくないところ。
焼き芋の失敗を糧に、熾火から離してじっくり火を通しました。焼き加減が分からないので、焼き芋より少し早めに取り出して様子を見てみると、リンゴの色も変わって部屋全体にとてもいい香りが広がりました。子供たちも「いい匂い♪」と寄って来たが実物をみてサヨナラw 見た目はイマイチなんだよね〜。
もう焼けているだろうと思って実際に食べてみると、焼けているところはアップルパイの中みたいな食感で、味が濃縮されてとても美味しかったけど、焼けていないところはかなり微妙。ぬるい歯ごたえのないリンゴって感じでしたw
水分が多くて火加減がかなり難しいかも。焦げないギリギリのラインを攻める必要があるので難易度は高めですね!こんな失敗も楽しい♪次こそは最高の焼きリンゴを作ってやる〜
焼きガニ|難易度★★

贅沢だけど、火力管理は要注意
ちょっと贅沢に焼きガニにも挑戦。これはもう、美味しくならないわけがありません。我が家は、ふるさと納税でゲットしたカニを贅沢にも全て焼きガニにして食べました。お鍋に入れるのもいいけど、焼きガニは香ばしくて、味も濃縮されて最高に旨いのでオススメ!
ただし注意点はひとつ。薪ストーブの火力は想像以上に強く、高級食材だからこそ失敗は許されない(汗)万が一失敗しようものなら、家族から罵声を浴びせられ、家庭でのポジションを失うと言っても過言ではない最重要なミッション。薪ストーブ内に投入した瞬間から緊張が走る。
熾火状態にして、五徳を置いてその上にスキレット(家では専用のフライパン)に並べたカニを投入。表面の状態が見えにくいので、懐中電灯を照らしながら状態を逐一確認していく。表面が少し焦げるくらいのタイミングで取り出す。完璧な焼き上がり。ミッションコンプリート!
食べてみると外は香ばしく、中はふっくら。冬の夜にこれは反則級です。注意点としては、薪の匂いが付きすぎるとカニ本来の風味を味わえないので、使う薪には注意が必要です。
コツは絶対に目を離さないこと!全集中これにつきる
スペアリブ|難易度★★★

付け合わせのジャガイモが主役になる説
ステーキ皿にタレに漬け込んだスペアリブとレンジでチンしたじゃがいもを付け合せにしてのせてグリルしてみました。焼き上がりはかなり美味そうな感じ!でもやっぱり火の通し加減がムズい(涙)少し焦げ目がつくように少し長めに焼いてみたのが災いし、結構焦げてた(涙)
味はというと、美味しいには美味しいけど、焼過ぎのせいか少し固めで焦げ臭い感じでした。でもじゃがいもは最高の仕上がりで、どっちが主役って感じでした。「薪ストーブ、手強いな」と洗礼を受けましたが、やっぱりスペアリブはじっくりコトコトダッチオーブンで煮込んで作る方がベストかも。またチャレンジしてみます。
タレの匂いが部屋に充満するのでご注意を!
ステーキ|難易度★★★★★

薪ストーブ向きではないかも・・・
正直に言います。ステーキはあまりオススメしません。理由は単純で、焼き加減が難しすぎる。薪ストーブの火力は安定しないため、気づいたらウェルダン一直線。お肉もカチカチでしたw

厚めのお肉ならいけるんじゃないかと試してみたけど、火加減がムズ過ぎて安定して作るのは無理っぽい。雰囲気は最高ですが、「完璧な焼き加減」を狙うならフライパンの方が無難ですね!
6.まとめ

薪ストーブ料理は、失敗も含めて楽しい
薪ストーブ料理は、
✔ 思ったより手間がからない
✔ 思い通りにいかないw
✔ でも、なぜか楽しい
完璧を求めると疲れますが、「まあ、いっか」と笑える余裕があると一気にハマります。暖を取りながら、料理も楽しむ。この贅沢を知ってしまうと、もう戻れません。ストーブの上で乾き物や珍味を炙ってツマミにするのも最高ですよ!
これからも、薪ストーブ前でいろいろ実験していこうと思います。薪ストーブ料理は、冬の暮らしを豊かにしてくれる最高のアイテム。まずは焼き芋から始めて、自分だけの「ストーブ飯」を見つけてみてください。さて「今夜は、火を眺めながら何を煮込みますかね?」ではまた。


