先日、生まれて初めてスターダムという団体のプロレスを見に行ったので、その時の様子をご紹介します。小学生くらいの頃、クラッシュ・ギャルズが大流行していた(若い人は知らんか!?)ので、テレビでは見たことがある程度で、今までの人生プロレスには全く興味はありませんでした。きっかけは、なんとなく見ていた『鬼レンチャン』というテレビ番組で、10人くらいで300m走をしてビリの人が抜けていくという企画をやっていて、それに出ていた女子プロレス選手の走りを見たのがきっかけです。彼女は、女子プロレス団体スターダムの『H.A.T.E』に所属する上谷沙弥という選手で、プロレス選手でありながら、あらゆるアスリートなどの強敵を撃破し、決勝まで進出。惜しくも勝つことはできませんでしたが、彼女の頑張り、人間性(悪役だけどメッチャいい子)、プロレスへの情熱をひしひしと感じ、彼女のプロレスを見てみたいと思うようになりました。タイミング良く、近くで試合が開催されることが分かり、すぐにチケットを手配して観戦に行った次第です。プロレス自体は推しの上谷沙弥選手の出番は少なかったですが、場外乱闘も見ることができ非常に楽しめました。初めての観戦でしたが、色々と学ぶことはあったので、私のようにまだプロレス観戦に行ったことが無い人に向けて、観戦方法や楽しみ方を解説したいと思います。是非、参考にしてみてください。
試合日程の調べ方
プロレスの試合は毎日どこかでやっているようです。住んでいる地域や団体でも絞り込めるプヲタスケジュールという神サイトがあるので、チェックしてみてください。毎日どこかで試合をしているので、意外とお手軽に観戦に行けちゃいますよ!
ちなみに、私が行ったスターダムの公式サイトとスケジュールです。公式サイトは、情報量が多く、試合日程だけではなく過去の結果や選手のプロフィール、インタビューなども掲載されているので、好きな団体の公式サイトをチェックしてみてください。
チケット購入方法
行ってみたい試合が決まったら、次はチケットの購入です。初めての場合は一般販売で購入するのがオススメです。コンサートなどのチケットを取るのと同じで、大手プレイガイドや団体ホームページから購入できます。ただ、少し手数料を取られるのが残念ですが・・・
その他、ファンクラブを通じて購入する、会場で購入する(前売り)、選手から直接購入する、当日券を購入する方法などがありますが、初めての場合はハードルが高かったり、観戦できないリスクもあるのであまりオススメしません。
おすすめの座席
チケットの値段はリングサイドから近いほど高く、遠くなるにつれ安くなります。ちなみに今回の浜松興行の値段は下記になります。
リングサイド :¥13,000
指定A席 :¥9,000
指定B席 :¥6,000

私は初めてだったので、指定B席にしましたが、意外と近くだったのでびっくり!開催される試合規模にもよりますが、観戦が初めての人なら指定B席でも十分だと思います。
リングサイドは選手と入退場時にハイタッチしたり、絡んできたりしていました。かなり近くで見れるので、より臨場感を味わうことができますが、私のような初心者のコミュ壁だと反応に困ったりしそうw でも一度はリングサイド見てみたいなぁ〜リングサイドは人気ですぐに売り切れるので、発売が開始されたらすぐに購入しましょう!
座席の方角によっても特徴があるので、参考にしてみてください。あくまで一般的な基準なので会場によって、方角の特徴が異なる場合があります。
方角 | 特徴 |
---|---|
南側(正面席) | メインカメラが向いている方向。選手の入場やパフォーマンスが一番よく見える席。写真や動画撮影にも◎。 |
北側(花道側) | 選手が入退場する方向。入場時の表情・演出を間近で見たいならここ!ハイタッチなどがあるのもこの辺り。 |
東側(実況解説席の近く) | テレビや配信で映ることも多いエリア。ヒールがよく挑発しに来ることも。イベントによってはゲスト解説がいたりする。 |
西側(対角線側) | 東の反対側。バランスよく見えるが、演出や花道はちょっと遠い。冷静に試合を観たい人向け。 |
今回の会場では、南側に実況席があり、北側にメインカメラがあったよ。選手はみんな北側に向けてポージングしてたので、メインカメラの方向がベストだね!
観戦時の注意点
動画撮影・録音はNG 写真撮影はOK
会場にも注意書きがありますが、プロレスは動画撮影・録音は禁止されています。でも写真撮影は許可されています。みんな試合中でもスマホや望遠レンズの付いた一眼レフカメラでバシバシ写真を撮っていました。ただし、スマホを上に掲げて撮影すると、後ろの座席の人が見えなくなってしまうので、十分注意しましよう!私も写真撮りまくりましたw
場外乱闘は係員の指示に従おう!

プロレスを会場で観戦する醍醐味と言えば、場外乱闘ですね!今回の観戦でも2回くらい場外乱闘がありました。場内アナウンスでちゃんと指示してくれるので、自分の所に来そうになったら速やかに席を立って避けましょう。座席とかぐちゃぐちゃになりますが、スタッフがすぐに直してくれるので大丈夫です。選手も近くで見れるし、最高に興奮しましたw
推しの上谷沙弥さまが近くで乱闘してくれたよ。乱闘している姿もステキ!
トイレは済ませておこう!
今回は7試合あってトータルで2時間半程度。5試合目が終わった時点(1時間半くらい経過)で15分程の休憩がありました。なかなかトイレに行くチャンスがないので、できるだけ試合が始まる前に済ませておきましょう!休憩時はトイレが大混雑するので、休憩に入ったら早めにダッシュするか、少し遠めのトイレの場所をチェックしておくのもいいでしょう。トイレが近い人は飲み物を飲み過ぎるのも注意が必要です。
持って行くと便利な物
モバイルバッテリー
スマホのカメラでバシバシ写真を撮っていると、電池の消耗が激しいです。写真を撮れると思ってなかったので、完全に油断してましたw 試合が終わる頃には、ほぼ充電が無かったのでモバイルバッテリーは必須アイテムといえるでしょう!
オペラグラス
今回の会場は収容人数も少なく、比較的近くの席で観戦できたのでオペラグラスは不要でしたが、広めの会場でリングから遠い席だと見えない可能性があるので、念の為、オペラグラスを持っていくといいでしょう!
グッズの購入方法
公式サイトから購入する
もちろん公式サイトから購入が可能です。公式サイトだけあって、グッズの種類は豊富です。好きな選手や所属チームのTシャツ、パーカー、タオルなどを事前に購入して会場に来ている人もたくさん居ましたよ!
会場で購入する

会場でグッズを購入するのも楽しみのひとつ。かなりの数のグッズが販売されていて、試合前には長蛇の列が・・・会場でしか購入できないアイテムもあるのも魅力のひとつですね。

会場では選手が直筆サインをしてくれるイベントもやっていました。ファンの方と結構長い時間話をしていたので、会場に行けば、推しの選手とお話できるチャンスがあるかも!
白熱の試合内容
当日は全部で7試合が行われました。シングルマッチ、タッグマッチはもちろん、3WAYマッチ(3人で戦う試合)っていうのもあるんですね。(知らんかった)最初のうちは若い選手なのか、初々しい試合運びでしたが、試合が進むにつれてどんどん技も高度になり、盛り上がっていきました。特に面白かった2試合をピックアップしてご紹介します。
上谷 沙弥さまの試合(6人タッグマッチ)

第5試合目。待ちに待った上谷沙弥さまのご登場!!!メッチャ悪そうな雰囲気を醸し出しいるが、鬼レンチャンを見ている私はとってもいい子だと知っているw(営業妨害か!?)テレビでは感じられないオーラを感じました。ベルト2つも持っているし強いんだなぁ〜と思いました。

試合はというと、H.A.T.Eの悪役レスラー達が色々な悪さをして大盛りあがり。(個人的にはもっと反則してもいいと思ったけどw)場外乱闘では上谷沙弥さまが近くで大暴れしてくれて興奮はピークに!写真撮りまくりましたw
この写真がベストショット!興奮しながらもいい感じで撮れました

最後はダンプ松本的な役割(若い人は知らんかぁ?)の刀羅ナツコ選手が決めてH.A.T.Eの勝利!推しの選手の試合はやっぱりいいですね。上谷沙弥さまのシングルマッチも是非見てみたくなりました。
中野 たむ選手 VS 羽南選手(メインカード)

最終第7試合のメインカード。スター選手と思われるオーラとコスチュームで登場したのが中野たむ選手。会場の盛り上がりはピークに達し、試合開始のゴングが鳴る。

メインカードだけあり、高度な技の応酬が繰り広げられ、トップロープから場外にダイブする技も見れました。約15分間の激闘の末、中野たむ選手が勝利!素人から見ても、試合運びも中野たむ選手の方が1枚上手でしたね。

試合後は二人のマイクパフォーマンスもあり、プロレスに対する熱い思いを感じることができた試合でした。
4.27 神奈川・横浜アリーナ

嘘でしょ!?2025年4月27日横浜アリーナで『上谷沙弥さま VS 中野たむ選手』が引退をかけたシングルマッチをやるの???試合後にこのパンフレットを見て大ショック!スター選手同士引退をかけた試合なので盛り上がることは間違いないけど、決着がつかないで欲しいという気持ちもあるなぁ〜複雑な気持ち。
上谷沙弥さまの下僕として生きていくことを決めたのに・・・
まとめ
初めてのプロレス観戦は全く知らなくても十分楽しめました。やっぱり、テレビやネットで見るのとは違って、すごく臨場感があり、選手のプロレスに対する思いも伝わってくるので、1度は会場で観戦することをオススメします。次に行くなら少し高いけど、是非リングサイドで見てみたいなぁ〜。それまでに上谷沙弥さまが引退してなければいいんだけど・・・男子プロレスも迫力があって面白そうなので、観戦してみようと思います。ではまた。